糖尿病とお口の健康について（第71回九州歯科医学大会in SAGA）
こんにちは！佐世保の犬塚歯科診療所、犬塚です。
先日、佐賀で行われた第71回九州歯科医学大会in SAGAに参加してきました。
今回のテーマは「健口から健幸へ～糖尿病における多職種連携～」でした。
様々な先生の発表がありましたが、
今回のテーマは当院が考える予防を重視した歯科治療にも関係してくる部分なので、
大変勉強になりました。
糖尿病とお口の中の健康には重要な関係性がある事はご存知でしょうか？
糖尿病になると免疫機能が低下するので、
歯周病になりやすいと言われています。
逆に、歯周病だと歯ぐきの中で炎症が起きますが、
その炎症によって作られるTNF-αやCRPという物質が、
血糖値を下げるインスリンの働きを抑制したり、
糖の分解を阻害したりして、結果として血糖値が上がってしまいます。
このように、糖尿病と歯周病は悪循環の関係にあるので、
定期的に歯科医院へ通院してお口の状態を健康に保つ必要があります。
それ以外にも糖尿病である事によるデメリットに対しても、
歯科医師も注意しながら治療を進めていかなければなりません。
もし、気になる方は佐世保の犬塚歯科診療所まで相談してみてください。
それではまた！
