佐世保市の犬塚歯科診療所で行っているインプラント治療についてご説明します。

ひと昔前は、歯の機能を補う方法として、入れ歯治療を選ばれる方がほとんどでした。しかし近年、日本におけるインプラントの治療技術も安全性も向上するにつれ、インプラント治療を選ばれる方が増えてきています。症例数が格段に増加しています。

インプラント治療では、あごの骨に人工歯根を埋め込む手術が必要です。患者様にとっては経済的にも身体的にも負担がかかる治療ですが、当院では静脈内鎮静方法の採用によって「痛みを抑えたインプラント治療」の実現を目指しています。

インプラント治療を受けられる患者様は増えていますが、医療の世界ではトラブルがまったくのゼロということはありません。手術時に痛みがあったり、手術後に腫れたり、埋め込んだインプラントがグラついたり、インプラントの周囲が歯周炎になったりなどのトラブルが報告されています。

インプラントによるトラブルを避けるためも、専門に学び、技術力が高く、経験豊富で信頼できる歯科医院を選んで治療を受けるようにしましょう。また、治療後は定期受診をし、最低でも半年に一度はメンテナンスを受けることをおすすめします。

インプラントにはトラブルのリスクが少なからずあるものの、今までの入れ歯やブリッジにくらべてメリットはとても多い治療です。チタン製の人工歯根はあごの骨と強固に結合するので、硬いものでもしっかり咬むことができます。セラミックの人工歯を用いれば見た目も天然の歯と変わりません。

また、インプラント自体が虫歯や歯周病になることはないので、メンテナンスさえきちんと行えば、入れ歯やブリッジの何倍も長持ちします。このようにメリットが多い治療のため、当院でもインプラント治療を受けられる患者様は増えつつあります。