むし歯・小児歯科・口腔外科

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むし歯・小児歯科・口腔外科

お口の病気でもっとも一般的なむし歯。しかし、初期段階のむし歯にはほとんど自覚症状がありません。「歯が痛む」「冷たいものがしみる」といった自覚症状があるなら、ある程度むし歯が進行している可能性があります。

こちらでは佐世保市の歯医者「犬塚歯科診療所」のむし歯治療についてご紹介します。当院ではお子様のむし歯を処置する小児歯科や、親知らずなどの処置を行う口腔外科にも対応しています。お口まわりに違和感があれば早めにご相談ください。

むし歯治療について

痛みをあまり感じないからといって、むし歯を放置しておいてはいけません。むし歯は早期発見すれば治療も軽くて済みます。逆に、放置しておくと少しずつ進行していき、重症化してしまうと抜歯せざるをえなくなることも。とくに子どものむし歯は進行度合いが早いので、早めにお越しください。

歯の表面のむし歯
歯の表面のむし歯 表面が白く濁って見えます。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。治療は、患部を少しだけ削って詰めものをします。治療回数は1~2回で済むので身体的にも金銭的にも負担は少なくなります。
歯の神経まで進んだむし歯
歯の神経まで進んだむし歯 患部が黒ずんで、外から見てもむし歯だとわかるようになります。甘いものや冷たいものがしみたり、ときどき痛んだりします。表面のむし歯と同じく、患部を削りとって詰めものをしますが、進行している場合は3回ほどの通院が必要です。また、大きく削りとるときは麻酔を行います。
歯の中まで進んだむし歯
歯の中まで進んだむし歯 何もしなくてもズキズキ痛むようになったり、顔が腫れたりします。神経を取り除いて被せもので補う「根管治療」を行います。神経を抜くのに2~4回、被せものを装着するのに2~3回の通院が必要です。ここまでくると治療終了までの時間が徐々に長くなります。
歯の根だけ残ったむし歯
歯の根だけ残ったむし歯 歯ぐきより上の部分がむし歯におかされ溶けてしまっています。神経が死ぬと痛みは一時的におさまりますが、歯の根っこの先に膿が溜まり、激しく痛むこともあります。こうなると多くの場合、抜歯が必要です。歯を抜いたあとは、インプラントや入れ歯など歯の機能を補う治療を行います。

小児歯科の必要性

「子どもの乳歯は永久歯に生え替わるのだから、むし歯になってもそんなに深刻じゃないわ……」とお思いの方はいらっしゃいませんか? 子どもの歯は大人の歯にくらべて柔らかく弱いのでむし歯になりやすいという特徴があります。さらに、いったんむし歯にかかると、進行スピードも速いのです。

また、むし歯を治療せずに放置しておくと、生え替わってくる永久歯もむし歯になりやすくなったり、歯並びを乱してしまったりするリスクも高まります。大切なお子様の歯は、まわりの大人が守ってあげたいですね。

お子様がむし歯にならないように予防に努め、もしむし歯になってしまったら初期のうちに治療するためにも、小児歯科での定期健診や予防・メンテナンスをご活用ください。

小児歯科メニュー
歯みがき指導
歯みがき指導 むし歯を防ぐために効果的な毎日の歯みがき方法のアドバイスを行います。みがき残しがないように、お子様のお口の形や歯並びに合わせた、正しいみがき方をお伝えします。お子様が小さなうちは、食後の仕上げみがきはご両親がしっかり行ってあげてください。
食生活指導
食生活指導 むし歯予防には食生活の習慣を規則正しくすることが大切です。食事の時間が不規則だったり、ダラダラ食べをしたり、おやつの糖分が多かったりすると、お口の中はむし歯になりやすい環境に。家族全員で食習慣の改善に心がけましょう。
フッ素塗布
フッ素塗布 フッ素には歯質を強化し、歯の再石灰化作用を促すはたらきがあります。定期的に歯の表面にフッ素を塗布することで、むし歯になりにくい強い歯にすることができます。とくに乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯質が弱くむし歯にかかりやすいので、フッ素塗布がおすすめです。
シーラント
シーラント 子どもの奥歯の溝は深く、歯ブラシの毛先も届きにくいため、むし歯になりやすい歯です。このため、あらかじめ奥歯の溝をレジン(歯科用プラスチック)で埋め込むことによって、むし歯にかかりにくくします。歯を削ることがないので、痛みもありません。

口腔外科について

お口まわりのトラブルは、むし歯や歯周病だけではありません。親知らずが痛んだり、お口の中や周囲になかなか治らない口内炎ができたり、歯が折れたりしたときなどに対処する診療科目が口腔外科です。

口腔外科では、歯や歯ぐき、舌、頬の粘膜、あご、唇、顔やあごの骨、関節など、お口まわりのあらゆる組織を対象とします。当院には外部より口腔外科の専門医が来て患者様のお口のトラブルに対処しています。お口まわりで気になることがあれば、まずはご相談ください。

親知らず

親知らず

親知らずは大人の奥歯の中でもっとも後ろの歯で、正式名称を第三大臼歯といいます。一般的には10代後半から20代前半に生えてきますが、きちんとまっすぐ生えてくることが少ないため、トラブルを起こしやすい歯です。

親知らずが手前の歯を押したり、歯ぐきの腫れを引き起こしたりすることも。親知らずが痛んだり、生え方が気になったりする場合には、早めにご相談ください。当院では専門医が患者様の親知らずの状態を見きわめて、抜歯など患者様に合わせた処置を行うようにしています。

顎関節症

顎関節症

最近、「お口を大きく開けられない」「あごが痛む」「あごがカクカクいう」など、あごの関節が気になる方が増えてきています。これらの症状に思い当たる方は、顎関節症にかかっているのかもしれません。

顎関節症によって、あごまわりのトラブルだけでなく、頭痛や肩こり、不快感など、さまざまな症状を引き起こすことも。当院では、口腔外科の専門医が顎関節症に対処して、咬み合わせを改善したり、歯ぎしりや食いしばりをやわらげるマウスピースを作製したりしています。

入れ歯・差し歯

入れ歯・差し歯

お口のケガによって歯が抜けてしまったり折れたりしてしまった場合も口腔外科が対処します。事故にあわれたときにはまずはご自身でできる応急処置方法を電話で確認のうえ、すぐに歯科医師の指示をあおいでください。

抜けたり折れたりした場合には、入れ歯や差し歯が必要になることもあります。当院では、院内技工所を設置し、完成度の高い入れ歯や差し歯を作製しています。歯科技工士が患者様の歯の色や形に合わせて、1本1本オーダーメイドで作製していますのでご安心ください。